古代出雲大社の「巨大柱」をイメージしたお札立て。
出雲自生真菰の特製注連縄でヒノキ柱3本を束ね、古代出雲神殿の「巨大柱」に見立てています。
ヒノキ柱3本を束ねるのは、出雲自生真菰の注連縄。
楮(こうぞ)紙で作成した紙垂(しで)が、全体をピリッと引き締めます。
くぼみにお札を立てかけるだけというシンプルな仕様ながら、見栄えのするお札立て。
ヒノキ独特の美しい木肌・木目・香りが一層の高級感を与えてくれます。
【 御本殿の巨大柱 】
出雲大社御本殿は“大社造”と呼ばれる日本最古の神社建築様式で、古代においては約48mもの高さであったとされます。
三本の杉柱を鉄輪で束ね一本の巨大柱とし、その巨大柱を9本使用してで高層神殿を支えていたのではないかと伝えられてきました。
その壮大な規模の証明のきっかけとなったのは、2000〜2001年に出雲大社より出土した複数の「巨大柱」。
この巨大柱こそ古代本殿遺構の棟を支えていた柱材と考えられ、伝説とされていた巨大神殿の存在が一気に現実味を帯びることとなりました。
発見されたのは御本殿の正面中央の柱(宇豆柱)、正面右の柱、中央部(心御柱)の柱の3つ。
いずれも鎌倉時代にスギの大木3本を束ねて一柱としたと考えられ、この時代までの出雲大社が巨大であったことの証明となっています。
【 出雲自生真菰(まこも)・楮(こうぞ)紙 】
出雲自生真菰はイネ科の大型多年草で、出雲大社御本殿の注連縄の素材でもあります。
『古事記』や『日本書紀』にも記述がある植物で、古代より浄化・結界の役目の神具としても使用されました。
また根本茎が肥大した『マコモダケ』は火を通すと美味しく食べることができ、古代の食文化の一端をも担ってきた植物でもあります。
楮とはクワ科の植物で、その繊維を使用した紙が楮紙です。
楮紙は和紙の中でも強くてしなやかで、和紙の代表格でもある石州和紙も楮紙です。
【 舟木木工所 】
舟木木工所は島根県雲南市にある小さな木工所。
組子細工等、由緒ある伝統工芸の魅力を現代に伝え続け、自然に寄り添うものづくりに取り組み続けています。
島根県出雲産の銘木や各地のこだわりの木材を厳選使用し、木目や色味を活かしたオリジナルアイテムを生み出しています。
【 内容 】
木柱×3
注連縄(環状・紙垂付)×1
※画像の榊・お札等はお届け内容に含まれません
【 素材 】
木柱 :檜(ヒノキ)
注連縄:出雲自生真菰
紙垂 :和紙/楮(こうぞ)紙
【 サイズ(組み立て時) 】
縦:約13.5cm 横:約9cm 奥行:約9cm
※手作りのため個体差があります。
【 包装 】
オリジナル仕様の包装にてお届けいたします。
【 配送 】
3営業日以内にお届けいたします。
※在庫状況によってはお時間をいただく場合がございます。
【 注意事項 】
・環状注連縄の調整部は外さないでください。
・掲載画像は、実際にお届けする商品と同等の商品画像です。
・ご使用のモニタやブラウザ等の環境により色味が異なる場合があります。予めご了承下さい。