よすかの笏

  • 12,800円(税込)
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桜木から丁寧に彫りだされた小振りの「笏」。
現代の名工 舟木清氏 の御助力を得て、特別に製作していただいたものです。
先の出雲大社大遷宮において舟木清氏により奉納された「笏」の魅力はそのままに、小さいサイズの笏を仕立てていただきました。
木製台に笏を立て、そのままインテリアとして飾っていただくことができます。
「笏」の凛とした佇まいに力を借りて背筋をすっと伸ばしてみたり、内省や瞑想に使用いただくのも良いでしょう。
素材の桜木は、ハレの門出を祝う「縁起木」のひとつ。
桜木の笏は慶事の贈り物としても喜ばれるでしょう。



【 笏 】
神宮/神社の儀礼の際、神職が着用する「束帯」の一部としてよく知られる「笏」。
笏の歴史は古く、六世紀頃に中国から伝来したといわれています。
中国での用途に倣い、必要事項を書き記した紙を笏の裏面に貼り、君前での備忘を防ぐために用いられたようです。
その後日本では「装束着用の際の威儀を整える」という役割も果たすようになり、現在ではその真っすぐな笏に倣い「自身の居住まいを正す」という役割に落ち着いているようです。
日本で束帯/衣冠が神事用の服と定められたのは明治時代。
また同時に木製の笏を採物として持つことも規定され、現在でも神事の際には神職が笏を手にしている場面を多く見ることができます。
日本史の肖像画においても、聖徳太子・豊臣秀吉・足利尊氏などが笏を持った束帯姿で描かれています。

【 桜木 】
笏の素材は「桜木」。
桜木は木肌が緻密で、水分や汚れなどが染み込みにくく耐久性にも優れています。
湿気に強く反りも少ないので、笏の素材としても大変優秀です。
また経年の色の変化も楽しめる素材なので、美しい色合いに変化していく笏の様子をお楽しみいただけます。

【 出雲大社 平成の大遷宮 】
平成20年より出雲大社では大遷宮が執り行われました。
本殿遷座祭に際し、舟木清氏は「笏・笏袋」を出雲大社に奉納。
笏にはヤマタノオロチ退治の舞台となった出雲国鳥上山のイチイの木が使用され、出雲神話の地で育った花木が出雲大社に奉納されるという喜ばしい出来事となりました。

【 舟木木工所 】
舟木木工所は島根県雲南市にある小さな木工所です。
組子細工等、由緒ある伝統工芸の魅力を現代に伝え続け、自然に寄り添うものづくりに取り組み続けています。
島根県出雲産の銘木や各地のこだわりの木材を厳選使用し、木目や色味を活かしたオリジナルアイテムを生み出しています。

【 サステナブルな取組み 】
笏の台は端材で製作されています。
これは「僅かな廃材も余すことなく活用する」取組みで、カンナくずや廃材を最大限に活用するサステナブルなものづくりの一環です。






【 素材 】 
笏:桜木
土台:端材での製作のため未定



【 笏サイズ 】 
縦:約27.5cm 横:約6cm 厚み:約0.85cm
※手作りのため個体差があります。
※土台は端材でのでの製作のためサイズ固定なし
※土台はサービス品です。
  ご不要な方はご購入時にお申し出ください。



【 包装 】
オリジナル仕様の包装にてお届け



【 配送 】
3営業日以内に発送いたします。
※在庫状況によってはお時間をいただく場合がございます。



【 注意事項 】
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